2012年5月21日月曜日

油瀝青にやられた!


 一週間前くらいから首筋がみみず腫れそして今は身体のあちこちが赤くかぶれが出てきた〜かゆくてかゆくて(>_<).一昨日漆を使って箸に塗装したがその性かと考えたが一日で漆かぶれが全身に走ることはないと経験していた.
 ひょっとしたら油瀝青(あぶらちゃん)ではないかと疑っていたが先ほどネットで検索したら、木に触ったら”かぶれる”とでていた!
 それとは知らずべったり木に接触してしまったからな・・・油瀝青はクスノキ科クロモジ属とあり、葉や木を折ると香りがするというので、山には入って教えて貰った油瀝青の葉や枝を折って鼻に付けるかのようにして匂いを嗅いだりしたのである.香りはちゃんとしていた.きっとその際には肌に触れているはずである.また杖にも良いというので、細くて真っ直ぐな枝を何本か伐って肩に担いできたり、杖を突くまねをしたりでもうかぶれてくださいと云わんばかりの仕草をしていたのである.
 肌が弱い私であり、完全に原因は油瀝青であると確信!伐ってきた生の木を割って更にホットプレートで乾燥!その際蒸気と共に樹液もでていた.それを触ったかたまらない、かぶれてしまったというわけである.
 今日も木の乾燥経過を調べるため重量変化を計測、いやと云うほど触ってしまった.
 今の状況からすると漆でかぶれた時よりひどいようである.さて箸材にはもってこいと最新珍木として楽しみにしていたのに、油瀝青とどう付き合っていこうか.良い箸材であるけどな〜〜〜(>_<)ゞ

 先に投稿した箸材の性質についての一覧表では最後にリストされているほどであり、楽しみの箸材だった.そのとき入手した油瀝青は薪として伐採されていた一本の油瀝青の木でありその際は何の問題(かぶれ)も無かったのであるが(完全に乾燥してたはず)、上記したような経過の接触ではお手上げ!
 2012/05/21