2013年9月21日土曜日
2013年7月23日火曜日
波志データベース〜2013/07/23〜,英国のバラ
波志製作dB
〜2013/07/23現在〜
今回での珍木は
このバラは,小さなトゲが木全体に密集したものである。バラというと△のトゲとばかり思っていたがそんな種類のバラもあるという。細いので作りにくかったし,枝であり完成したら曲がってきたもののあった。もう少し木があるから接ぎ箸にしてみよう。
2)秋葉神社解体修理ででた杉
確信できないが,頂いた方の話しではこの材は600年前のものであるという貴重な杉材である!(もう少し正確に確認が必要)。腐りかけているところもあったが,600年の乾燥であり非常に軽い。
3)真弓
ナイフで削っていても粘りのある木である。また,サンダーで削ると繊維質のような木くずが発生した。木肌は白く,品のある波志ができた。
4)椨
私の郷里,大牟田市三池,小学校時代の友人が,送ってくれていた木。鉈で割っていたもので乾燥したであろうと,波志にした。木目は目立たなく,白灰色の木肌である。
4)黒檀箸箱と黒檀箸
購入してた端材を9mmほどに裂き溝をつくったところ,曲がりが生じた。平らにして再度ルータを掛けた。ルータで溝を作るに際して慎重に彫っていった。ルータを掛けるとき小さな木ネジで固定するが,錐穴を巧く開けないと割れてくる。
今回のケースの削りは,溝全体に木をはめ込んで同時にペーパ研磨したが,巧くいった。即ち,上下の蓋の縁巾が同じ巾になり綺麗な仕上がりとなった。いままでは,マグネットの穴を利用してそこに木を埋め込んで削っていたが,上下の穴の位置を正確に開けることが困難であり,縁巾が違っていたものもあったが今回はそれが完全に解消された。原理的に間違いない方法である。
マグネットの位置も慎重に開けた。原理的に穴の上下位置は正確に印されるがその方法をもう少し研究しなければならない。何か菱形の短い針が良いが,それをどうして作るかである。
※19:00現在の湿度=91.53%,蒸し暑いです!
2013年5月5日日曜日
箸つくりデータベース2013/05/05
3,000膳を目指して
3,000膳目標の2,106膳に到達。
1)黒檀:黒檀の箸を作ってみたいと常々考え思っていたが,ついに材が手に入った。早々に作ってみたが,堅く苦労した。しかし,できあがりは素晴らしいものになった。今度は黒檀の箸箱を作ってみたい。
2)白樫:ベットの端材である。年輪が粗いが,粗の部分も厚い。
3)パープルハート:南米アマゾンで名前の通り紫色をした光沢が出,見事な箸である。
4)チンチャン:紫檀
5)パリサンダー:南米アマゾン産。美しく仕上がった。幾何学での実測密度は1.13である。
6)ウオールナット:以外と削りやすい。水に浮く。
7)花梨:マメ科。ニューギニアローズウッド。東南アジア産
外国産の材が手に入った。
まだ箸にしていない外国産の端材を入手出来た。
1)ホンジュラスローズウッド
2)ボコデ
3)パオロッサ
4)ソノクリン
( 5)神代タモ)
2013年3月31日日曜日
2013年3月5日火曜日
2013年2月7日木曜日
波志作り2,023膳
波志作り
作った波志が二千膳を超え2,023膳になった。
2,000膳が超えた |
伊勢原市日向白髯神社の屋根吹き替えで出た竹 |
※1)白髯神社の屋根の葺き替えで出た竹の波志
神社であり煤竹ではないが,出どこが判る貴重な竹である。削っていてどことなく柔らかい感じであった。煤竹は堅い!
2)掛矢:樫木であり,良い掛矢は木の根元に近いものであるという。そのような掛矢なのか波志にした際の杢がキレイ。
3)青木:久しぶりに青木で作ってみたが杢がキレイ
4)椿:5〜6cm程の枝で,3年ほど乾燥したもの。杢がキレイで緻密な木肌である。良い箸!
5)椨:実家の幼なじみから送ってもらったもので,まだ乾燥は十分でないがレンジで乾燥して波志にしてみた。薄白茶色をしていて楠に似た杢で軽いが粘りのある木である。
2013年1月6日日曜日
紫檀の波志
秦野市にある里山ふるさとセンターの友人から紫檀の端材をもらった。初めての紫檀でいつかは作ってみたいと思っていた材である。早々に鋸で切り出し,波志としてみた。巧く切り出し,8膳とれた。
流石に堅く,重たく水に沈むほどである。鋸を入れるのも大変で,研磨するには更に大変であった。研磨の粉は甘いような香りがした。茶紫色の木肌で緻密,磨くと光沢がでてすばらしい波志ができた。
※これまでに作った波志の数があと少しで2,000膳になる。
2,000膳を目標にしたのは,平成20年8月に塩尻市の無量寺で禅の集いに参加した際,塩沼亮潤大阿闍利が2,000日回峰行を達成されたという講話を聞き,じゃ,その2,000をいただこうという単純な思いである。
今回のデータベースでの特記すべき材料は
・ブラシノキ:庭先のブラシノキを伐ったのでと友人からもらった直径5cmほど丸太の木。まだ生木であったが,少し切ってレンジで乾燥して波志にしてみた。堅い木である。真っ直ぐ木目に沿って割れる。残木は家の前の川に浸している。
・桐の波志:どうだろうか?桐下駄を処分するというので波志にしてみた。意外に使えそうである。軽さは最高である。桐は木ではないが・・・木偏に同書き,木の仲間に入らないそうである。
・椿の太い枝(直径6cm位,2011.7.7伐)から材を取った波志を作った(2012.12.25)が,緻密で光沢のある趣のある杢である。
・花梨(かりん)は,マメ科シタン属の広葉樹で,非常に堅く光沢のでる材である。紫檀の代用にされるという。
いままで花梨の字を使っていたカリンは庭先に良くあるカリンで,榠樝(かりん)と書き,花梨と全く別種であるという。榠樝はバラ科の落葉樹で,果実は黄色で堅く,果実酒などにする。皆さんご存じの玄関などに置いておくと甘い香りを放つ例のもの。
流石に堅く,重たく水に沈むほどである。鋸を入れるのも大変で,研磨するには更に大変であった。研磨の粉は甘いような香りがした。茶紫色の木肌で緻密,磨くと光沢がでてすばらしい波志ができた。
中央の波志2膳が七寸五分 |
※これまでに作った波志の数があと少しで2,000膳になる。
2,000膳を目標にしたのは,平成20年8月に塩尻市の無量寺で禅の集いに参加した際,塩沼亮潤大阿闍利が2,000日回峰行を達成されたという講話を聞き,じゃ,その2,000をいただこうという単純な思いである。
今回のデータベースでの特記すべき材料は
・ブラシノキ:庭先のブラシノキを伐ったのでと友人からもらった直径5cmほど丸太の木。まだ生木であったが,少し切ってレンジで乾燥して波志にしてみた。堅い木である。真っ直ぐ木目に沿って割れる。残木は家の前の川に浸している。
・桐の波志:どうだろうか?桐下駄を処分するというので波志にしてみた。意外に使えそうである。軽さは最高である。桐は木ではないが・・・木偏に同書き,木の仲間に入らないそうである。
・椿の太い枝(直径6cm位,2011.7.7伐)から材を取った波志を作った(2012.12.25)が,緻密で光沢のある趣のある杢である。
・花梨(かりん)は,マメ科シタン属の広葉樹で,非常に堅く光沢のでる材である。紫檀の代用にされるという。
いままで花梨の字を使っていたカリンは庭先に良くあるカリンで,榠樝(かりん)と書き,花梨と全く別種であるという。榠樝はバラ科の落葉樹で,果実は黄色で堅く,果実酒などにする。皆さんご存じの玄関などに置いておくと甘い香りを放つ例のもの。
ブラシノキ,桐,紫檀,花梨 |
登録:
投稿 (Atom)