2011年12月10日土曜日

波志の飾り

 波志の飾りを写真のようにしてみた。ガラス質の樹脂で透明で奇麗である。樹脂であるが結構堅く波志の保護にもなる。
 よく見てください〜内部に”・”が見えますか?何だと思いますか〜ちょっと小さくこの状況では分かりませんね。実は、コウヤボウキの種でその中に凝って埋め込んでみました。
樹脂の性質から、凸レンズのように膨らんだ形状になるがこれも又良!

飾りをした波志の頭


横から見た飾り
凸に膨らんでいる


2011/12/10 午後10時15分

2011年12月9日金曜日

槐箸

槐で作った箸は縁起箸として喜ばれている。延寿と書いて長生きするというのである。私は縁寿と解釈していたがこれも良い縁があるということで良いかも。

 この木はなかなか手に入らないが、ちょっと遠くの平塚のホームセンターに先日行っていろいろ見ていたらこの端材が売られていたので購入した。450×150×10で900円也。

 七寸箸が入る箸箱を2つ作ってみた。杢がキレイな波志箱が作れた。見る角度によって杢は銀色に輝いたりもする〜


杢が奇麗

同じ槐で作った箸

花押と落款(志=新しく作った)

2011年12月8日木曜日

天ぷら用箸・NHKためしてガッテンを見て

 2011年12月7日NHK総合TVのためしてガッテンで、プロの天ぷらという番組を見ていたら、衣を付けて油入れるときの箸が大切であると。デジカメでその様子箸をテレビ越しに撮った。

 それらしき箸を早々に作ってみた。以前そば屋さんに頼まれてそのような太い箸を作ったことがあったがよく似ていた。

 NHKの箸は箸先が少し細くなっていて更に先端も丸く加工されていた。そば屋さんのは手元から先まで同じ太さで注文された。

 作ったのは手もとの太さが12mmであるが、NHKの写真を解析するともう少し太いようで、16〜17mmほどありそうである。


 作ってみて太さはもうすこし太くても良かったように思える。茶色になったのは漆を浸み込ませたからである。材は杉であり、檜等だったらそのままの木地がいいかも。

 この箸はあくまで衣を付けてフライパンに入れるまでに使うもので、フライパンの材をつかむにはもう少し細い箸を使っていた(写真参照)。その先はやはり油で黒く焼けていた。

 使い具合はどなたか〜


ソバにもこのような箸が良いと作ってみて感じた。茹る最初にそっと混ぜるが、太く手先が丸ければソバを切ることが少ないであろう。




上:私が使っている波志(タラ材)
下:天ぷら用として作った箸(杉材)

2011/12/08