2010年12月26日日曜日

箸の材質(2)

 最近の箸の材質として
1)卯の花===木釘として使われる材である。白い木肌で木目が見えない。非常に堅く粘りがある。別名、ウツギ。ウツギは他にも種類がある。それらしきもので、ノリウツギであろうのも手に入れた。卯の花と箸にしたときには区別がつかない。
2)ロウバイ===伊勢原市大山の友人からもらった。乾燥中
3)エゴノキ===近所の高速道路の沿道を剪定されていたのをもらった。直径10cmくらいある。
4)令法===粘りのある木である。
5)枇杷===真剣にも使うという木。この木は庭に植えないという。枇杷はすべてが薬になり、病人がそれをもらいに来るから縁起がよくないとか。また、養分を沢山吸うきであり、庭に植えると他のものを枯らすほどであるというむかしの人の知恵である。
6)ミズキ===伊勢原市大山のコマの材料。これも10cm位はある。乾燥中に大きく割れてきた。結構堅い
7)紫式部===ネットで調べると理想的な箸材であるとでている。紫式部は、例の紫色の実を付ける細い木であると思っていた。その枝で作るのであろうかと思っていたが、近所の方に話したら庭先に2cm位の太い木の紫式部があり、邪魔だから切ってということで一部を頂いた。乾燥中。一部の枝の部分を、待てずに、レンジで乾燥して箸にしてみた!結構いい!!!

などが手に入った。どんな性質の箸になるか楽しみである。


2010/12/26投稿を公開

水琴窟の問い合わせ

 今日、突然福岡の方から電話が入った。「島根県の温泉津の”旅館のがわや”の水琴窟の音を聴いたら非常に感激しました。私は室内の水琴窟を作って楽しんでいまが、今ひとつ満足していないんです。京都各地のお寺の水琴窟を聞きに廻ったのですが、いずれも温泉津の水琴窟に及ばないです〜。低い音や高い音、音も強いですね。」
 1)その甕を作っている窯元はどこですか?
    =>ハンドと云いますが、現在その甕は何処も作っていません。昔使われていた水甕です。のがわやにはたくさんの甕がまだ蔵に残っていますよ。一つ貰うことになっていましたがそのタイミングを逃してしまいました。孔を開けた大きな甕があるはずです。
 2)今使っている甕は備前焼きだと思います。50cm位の深さです。音が高くてもう少し低い音が欲しいです。=>水滴を出来るだけ大きくするようにすることですね。天井の状態が大切です。設置しながら音を聴き微妙に傾斜を調整してください。

 3)水道を使っているのですが、朝調整しても昼〜夕方になると水圧が下がり水がでなくなる。どうなさっていますか?=>水量が多くてもその一部しか流れ込まないような構造にしています。
 4)「現代農業」2004.8で志波さんを知りました。
 5)水滴の作り方が最も重要な要因です。水甕などを使いますので如何に水滴を上手く作るかがノウハウですね。埋めてしまってからでは大変です!

今度は庭に作りたいということで勉強されているようである。

もっとノウハウを教えたいと思ったが話しが切れてしまった。

 思わぬところからの電話で久しぶりに気が踊った。京都の水琴窟よりも気に入ってもらったとは嬉しいことである。

 私の水琴窟は、庭先の2器と床の間水琴窟(微小ポンプ使用循環型、もう2年はノーメンテナンスで動いている!)庭先の水琴窟は、本ブログの小鳥の屋形の写真に写っている甕です。ここは前に人工の川が流れているので水琴窟の丁をなしていない。筒で聴けば何とか聴けるが、気に入っていません。

2010/12/26

小鳥の屋形

 今年もメジロやヒヨドリがやってくる季節となった。屋形を新築した。写真では中央に位置している。今までのものには餌を置くと直ぐにやって来るが、今度作ったのはスズメは中々馴れない?もう少し待ってみよう〜