2011年12月28日水曜日

波志データベース

 槐、山桜そして木地呂漆などが加わった。それらで箸を作るのに夢中になりデーターベースに追加が久しぶりになった。今年もあと僅かになり年越しをしたくないと記録した。
 これまでにNo.2-486すなわち1,486膳である。まだ乾燥中の波志が5膳あり、今年はこれで終わり。1,491膳。





 槐の箸箱やその箸は杢が奇麗である。ホームセンターで端材を求められるのでときどき足を運ぶと珍しい木が入手できる。花梨などは非常に堅く細木に切り出すのが大変である。帯鋸が欲しい〜。


木地呂漆の使い方をもっと研究しなければならない。木に浸み込み結構有用である。

 しかし、かぶれるのが私の場合は〜。2週間が過ぎるがまだまだかゆい!

2011年12月14日水曜日

皇帝ダリアが終わった

 2011/12/12皇帝ダリアが一斉に終わった。前日、11日の朝、二階から覧た住宅の屋根真っ白な霜!あ〜これで皇帝ダリアは終わるなと走ったが12日の皇帝ダリアはすべてがとろけるように惨めになった。愉しませてくれた皇帝ダリア、最後の寒さまで頑張ってくれた。20本ほどあったすべてを伐った。その幹を埋めて冬を越せばまたたくさんの芽をだすが、もう植えるスペースがないので現状のもので来年を楽しみにした。

2011年12月11日真っ白な霜

2011年12月12日の朝(東の空を望む)

2011年12月12日の朝(西の空を望む)

霜にやられた皇帝ダリア

霜にやられた皇帝ダリア

霜が降りてくるほど寒くなるとメジロが庭先にやってくる

2011年12月10日土曜日

波志の飾り

 波志の飾りを写真のようにしてみた。ガラス質の樹脂で透明で奇麗である。樹脂であるが結構堅く波志の保護にもなる。
 よく見てください〜内部に”・”が見えますか?何だと思いますか〜ちょっと小さくこの状況では分かりませんね。実は、コウヤボウキの種でその中に凝って埋め込んでみました。
樹脂の性質から、凸レンズのように膨らんだ形状になるがこれも又良!

飾りをした波志の頭


横から見た飾り
凸に膨らんでいる


2011/12/10 午後10時15分

2011年12月9日金曜日

槐箸

槐で作った箸は縁起箸として喜ばれている。延寿と書いて長生きするというのである。私は縁寿と解釈していたがこれも良い縁があるということで良いかも。

 この木はなかなか手に入らないが、ちょっと遠くの平塚のホームセンターに先日行っていろいろ見ていたらこの端材が売られていたので購入した。450×150×10で900円也。

 七寸箸が入る箸箱を2つ作ってみた。杢がキレイな波志箱が作れた。見る角度によって杢は銀色に輝いたりもする〜


杢が奇麗

同じ槐で作った箸

花押と落款(志=新しく作った)

2011年12月8日木曜日

天ぷら用箸・NHKためしてガッテンを見て

 2011年12月7日NHK総合TVのためしてガッテンで、プロの天ぷらという番組を見ていたら、衣を付けて油入れるときの箸が大切であると。デジカメでその様子箸をテレビ越しに撮った。

 それらしき箸を早々に作ってみた。以前そば屋さんに頼まれてそのような太い箸を作ったことがあったがよく似ていた。

 NHKの箸は箸先が少し細くなっていて更に先端も丸く加工されていた。そば屋さんのは手元から先まで同じ太さで注文された。

 作ったのは手もとの太さが12mmであるが、NHKの写真を解析するともう少し太いようで、16〜17mmほどありそうである。


 作ってみて太さはもうすこし太くても良かったように思える。茶色になったのは漆を浸み込ませたからである。材は杉であり、檜等だったらそのままの木地がいいかも。

 この箸はあくまで衣を付けてフライパンに入れるまでに使うもので、フライパンの材をつかむにはもう少し細い箸を使っていた(写真参照)。その先はやはり油で黒く焼けていた。

 使い具合はどなたか〜


ソバにもこのような箸が良いと作ってみて感じた。茹る最初にそっと混ぜるが、太く手先が丸ければソバを切ることが少ないであろう。




上:私が使っている波志(タラ材)
下:天ぷら用として作った箸(杉材)

2011/12/08

2011年12月3日土曜日

タラの木の波志を使ってみて〜

『製作数No.2330  材質:タラ 全長222.5mm   手元直径8.5φmm   先直径2.3φmm  重量8.08gr   ワックス:荏油・亜麻仁油の混合油』

説明を追加


の波志を使ってみた。

 この前に使っていた波志は、楠である。

このタラの波志は、私にとって非常に使いやすいと感じた。何がそうさせているのか?


  1. 材質
  2. 長さや太さの幾何学的サイズ
  3. 削り面は優しいくスベスベした感じである
  4. また、箸先から手元までのカーブ
  5. 重さ
  6. 箸先から手元までの形状〜カーブ

箸先は丸でありソバやうどんを食べるには使いづらい。麺類には四角形の箸先がよい!





2011年12月1日木曜日

皇帝ダリアも散りかけてきた20111130

 師走に入った。今日は昨日と打って変わって朝から雨で寒くもなった。雨に打たれた皇帝ダリアは雫を抱いて重くなり頭を垂れている。二階の窓からの眺めがきれい〜

 次々と華を咲かせるもそろそろ散る方が多くなってきた。またそれも奇麗である〜





12月1日の皇帝ダリア
雨に打たれ頭を垂れる


2011年11月24日木曜日

夫婦箸箱第2作

 夫婦箸箱の第一作は友人に上げた

 第2作は、近所の工務店から頂いたタモ(木編に佛)で作った。タモの杢が奇麗であり削ったときにどんな模様がでるかを知りたかった。

 
 七寸と六寸サイズの箸を収納できる。箱を取った後の部分で六寸と七寸の箸を作ってペアーとした。欅でも作ってみた〜

 マグネットをセットする際には最新の寸法を注視して行わないと微妙な誤差が出る。マグネットを埋める穴を開けるのが難しい〜


 何とか上手くできたと思うが、サイズの微調整が必要で大切である。タモは結構堅い木であり削るために切れるサンドペーパが必要である。第2作は少し厚くなってしまった。堅い木であり、もっと薄く仕上げることでスマートになる。幾何学的なサイズを測りながら加工していく必要がある。

 夫婦箸箱。永遠に二人で幸せに生きていく、そんな思いで持ち歩き幸福を包み込んだ夫婦であって欲しいしそうありたいものである。

 


夫婦箸箱ータモ材
六寸と七寸の箸を入れた様子

マグネットの状態
わたしの花押と落款

六寸箸箱ー欅

蓋をした状態の箸箱
上:夫婦箸箱(タモ)
下:箸箱(欅)
 

今日も快晴!皇帝ダリアが映える111124

 皇帝ダリア朝雨戸を開けることが楽しみである。障子に朝日が当たり赤らんでくる〜
東の空そして西の空〜雲一つ無い青空の中の皇帝ダリアが映える〜〜〜

 アサガオ、昼頃から開き始めるようになった。もう花は小さくなり色もピンクに近くなっている。今朝もまだ20輪ほど付けた〜

 冬珊瑚も日影に紅い玉を付けて奇麗・・・

日の出

西の空

二階から
ほとんどの株が花を付けた

二階から

庭から見上げたダリア

葉も枯れ少なくなった中
小さく咲いているアサガオ


ピチピチした赤い実をつけている冬珊瑚



2011年11月22日火曜日

快晴の中皇帝ダリア、111122

 快晴の朝、寒くなってきた。アサガオはお昼頃に小さく開花していたがもう花芽を少なくなり、葉っぱも黄色くなってきた。


いまが盛りの皇帝ダリア〜背が高く二階からの朝陽を受けたダリアが奇麗。まだたくさんのつぼみが付いている〜

 青空に緑の葉とピンクの大きな花びらが映える〜














2011年11月16日水曜日

木の材質=箸箱

 友人からもらった廃材で作った箸とその箸箱をもって近所の工務店に材質を調べてもらいに行った。わたしが考えていた木の名前と違っていて訂正できて良かった。

 工務店社長より、上手くできたな、これなら鎌倉彫にして売れるよ!とお褒めの言葉を戴いた。三越でも出したら、と。
 プロの方らこのような言葉を頂き嬉しくなった。ついのりたくなるわたし、三越へ行ってみようか・・・

ケヤキと思っていたがそれはタモ
ケヤキは右のような模様がでるという

楠で作った箸箱と箸(六寸)

友人に差し上げた携帯用箸(六寸)

鉈の柄を鋸で切り出して作った箸
樫木で堅く細い箸が出来た
杢が本当に魅力的
細い箸が欲しいという方は多い