2012年7月5日木曜日

靴ベラ

 学生のころから携帯用の小さな靴ベラを持ち歩いていた。紐付きの革靴を履いていたが紐を解くことなく履くと履きにくく靴ベラが有用で踵(かかと)を傷めることがない便利なものである。

 旅館などプラスチック製(ほとんどが)の50cmくらいの靴ベラが置かれているが,私は今ひとつ短いと感じる。

 仁万にいたころ煤竹で作った靴ベラを今は玄関に置いて使っているが非常に使いやすい。弟にも煤竹の靴ベラを上げていたが先が少し細という。手元に孟宗竹があったのでそのことを思い出し作ってみた。13本できたので,色をカラフルに塗ってみた。玄関先が明るくはなるかな?

 長さは75〜80cmほどであるが,私にはこれくらいが腰を曲げずに履くことができ丁度良いようである。長さは背丈によって変えた方が使いやすいのであろうか。また巾はどれくらいが最適なのであろうか?写真では見えないが,手元20cmくらいのところで内側に少し曲げ持つと先の方が靴に近くなるようにしている。この角度も重要であろう。

上:煤竹の靴ベラ先
下:孟宗竹の靴ベラ先
煤竹はさすがに自然が創った色で美しい!

上:煤竹靴ベラの手元
下:孟宗竹靴ベラの手元

孟宗竹で作ったカラフルな靴ベラ
塗料: TOHO特性うるしにリキッドガラスをコート
長さ:75〜79cm


 

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