黒文字の波志
2007年12月島根県大田市馬路の琴ヶ浜から仁万天河内の満行寺に抜けるという山中(まださほど入っていないところ)で伐ってきていた黒文字で波志を作った。直径35mmほどで,大事に取るために6分割した。縦挽き鋸で慎重に切ったが,非常に堅かった。鉈で荒削りした際の切り口は光沢がある。黒文字独特の良い香りがしてきた。長い年月が経ってもその香りは発してきた。
伊勢原の山中にもあると云うが案内してもらおうと考えている。
黒柿の波志
友人から黒柿の板を貰った。黒柿は貴重なものでなかなか手に入らない。
緻密で光沢の木である。
緻密で光沢の木である。
棕櫚竹の波志
庭に棕櫚竹が植わっている。もう25年くらいになるがたくさん芽吹いたので間引いた。乾燥したので割って(伐って)箸にした。棕櫚竹は竹のように穴はなく詰まっている。皮を残して箸とした。茶菓箸にしてみた。
家内喜の波志
柳は白い木肌でお祝いの箸材に使われる。ヤナギを家内喜と書いて家内が喜ばしいというわけである。
柔らかな削りであるが,粘りのある木である。細い枝は柳小織の材料に使われ網んで箱状にしたものであり,軽くで風通しも良く衣類の保存にはすばらしいものである。現在もわたしは大学の時荷を送るときに使った柳小織をもっている。
箸にした柳は近所の農家からもらっていたもので直径3cmほどのものである。四つ割りにしたが繊維に反って割れたが,ねじれがあった。肌はなるほど白くきらきら輝く木肌である。
箸初めに使おうと考えている。
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