2011年6月6日月曜日

箸の材質

無患子

奈良に家族旅行に行き奈良在住の弟になら公園内を案内してもらった。以前メールで奈良春日大社通りの無患子のことは受けていたが今回実際に見せてもらった。大きな木の間から孟宗竹が顔を出している珍しい現象である。


 それを眺めながら種を捜したが見つからなかった。しかし、3〜4cm位の直径、長さ1m位のほぼ真っ直ぐな枯れ木が落ちていた。箸になるかも知れないとぶら下げてきた。新幹線の中を持ち歩くにはちょっと長すぎる。「・・・・」考えていたら、二月堂に行ったとき庭師さんらしい方が鋸を下げて居られたので、声を掛けて貸してもらい半分に切った。ナップサックに入る長さとなった。2011.5.3。


 早々に割って早急に乾燥させ6月3日箸にした。
芯はアオキとよく似た柔らかい芯があった。


 落木であり、木の内部には黒い染みが入っていたが、何とか箸ができた。



  1. 白黄色の木肌である。
  2. 杢は綺麗で、欅にそっくりである。
  3. 削ると結構堅く、重たい。

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 珍しい材で、良い箸である。木で5膳ができた。

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