2010年8月18日水曜日

箸材質の考察ー木肌ー

 先に楠について述べた。何とか2膳ほど出来たが、この木肌は欅や樫の木に似ていて小さな穴がある。このような材質での箸は、その穴の中に染み込んだものは洗えないのでないかと思える。それらには漆を何度か染み込ませている。それでもまだ凹凸はあるように見える。

 その点、南天や椿、山椒、柳などは緻密で水も染み込まないような木肌である。これらにはワックスで仕上げた方が良いかもしれない。

 このような目で箸の分類を行うことも必要かと思われる。

参照

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