2011年1月26日水曜日

”石見国地法略全”明治十二年四月〜琴ノ濱

琴ヶ浜の云われ

 島根県仁摩町にいた頃、友人から明治の本をコピーして貰った。そこに次のようなことが出ている。
 

 西田川ノ東馬路村ノ北端巌石波戸ノ如ク海中ニ突出スコレヲ松鼻トイウ琴高磯其西ニ接續ス白砂數百弓ノ間歩歩音ヲ發ス其響琤琤恰モ琴ノ如シ俗叉呼テ琴ノ濱ト稱セリ



地図の上部の岬が、松ヶ鼻である。




馬路町の琴ヶ浜

下の鳥瞰図の高山中腹からの松ヶ鼻と琴ヶ浜、馬路集落

琴ヶ浜の背後に位置する高山と城上山
浜の黄色い部分が鳴り砂の浜1.6km


 現在も琴ヶ浜は古文書に説明されているように、琴のような響を発する。


 

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