2010年8月29日日曜日

蜜柑の木=箸

 昨年5月近所の蜜柑畑の農家から直径15cmほどの蜜柑の木を貰い板にしていただいていたもので箸を作ってみた。板から鋸で10mm角ほどの箸材を縦に切り出すに、固くて大変であった。何とか一膳分を切り出すのに汗だく。
 ナイフを入れてみたが固くて固くて〜。いままでいろんな木を削ってみたが初めてであった。それで鉈である程度のサイズまで荒削りしてナイフを入れる。


 思えば、長さ30cm、直径15cmほどの木を鉞(まさかり)で割ろうとしたが全く刃が裁たなかったので、工務店の帯鋸でプロの方に板にしてもらっていたものである。


 板からの切り出しであり、やはり逆目が出て削るのがやっかいであった。


 固い分だけ先の細い箸に加工することが出来た。先を細い四角の箸として、蕎麦用の箸としてみた。オスモカラーのクリアーワックスで仕上げた。


 さて、一年半ほど乾燥した板での箸が曲がってくるか?


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 自然木で作ると曲がってしまう。相当の時間乾燥しても曲がる傾向がある〜特に枝で作るとほとんど曲がってしまう。火で炙って矯正したり、電子レンジで加熱して矯正したり、湯煎で煮て強制したりしても使っていると、曲がってしまう。


 どうすればいいのか?これは自然の摂理か

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