粉体の特性の一つとして、安息角がある。測定に際しては測定条件を一定にしないとその粉体の特性を比較するにはデータは使い物にならない。しかし、変化を見るとその粉体の性質の変化も知ることが出来る便利な特性である。
測定にはいろんな方法がある。その一例を表示したが、鳴り砂の浜の砂の安息角を現地で測定するには、a~fの方法は使いつらく誤差も大きいものがある。そこで現地で簡単に測定できる装置を考え作製した。
これは誰がやってもほぼ同じ結果が得られその砂の特性変化を知ることが可能である。
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いずれも角度を測定する器具が必要であり、
また安息角を形成させるための条件設定が難しい。
すなわち誤差と鳴る。 |
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両脇のシャッターを閉じておく。砂浜に任意に置き、砂を頭部から容器内に満たす。 シャッターを開け、シャッター口の砂を両手で掻き取ると、砂はシャッターから流れ出し 図のように安息角を形成する。頂点から壁面に刻まれた数値(角度)を読み取るとそれが安息角である。
正面はアクリル透明板である。データは両サイドの角度の平均値が読み取られる構造になっている。データ的には、aの流出角に相似しているがそれと裏の関係にある。 |
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