ランプ芯の考察
〜中間報告〜
現在、同じ芯で4バッチほどサラダオイルの廃油を燃焼させた。
結果
・麻と木綿の芯である
・1回あたり100ml程である。
- 初期は巧く燃焼した
- 皿にオイルが残っていても消した後、芯先材は炭化している
- 芯材に関係なく回数が増すに従って着火が困難になる
- 芯材に関係なく回数が増すに従って燃えが悪くなる
考察
- 芯材は、この状態では使えない。芯材の芯筒内での充填密度を緩くしても駄目だろうか。
- 芯先が炭化するのはオイルが燃えるのに加え芯材も燃えている。オイルの燃焼温度でも炭化しない芯材が必要である。
- 回数が増えると芯材は炭化したため灰となり短くなり、炎が小さくなったと思われる。
- 炭化した芯は、オイルの浸透が悪くなり燃焼が悪くなると考えられる。炭化しても内部空間が大きくたくさん存在すれば燃焼すると考えられるが?
- 廃油オイルは不純物が含まれ燃焼して芯に炭化物として残留するのであろうか。それが芯を詰まらせてしまうのではないか。しかし今回使用した廃油は長い時間置かれているもので、異物は沈殿しているように見える。アルコールランプなども芯は焦げ次第に短くなるため少しずつ芯だしをして使っている。
今後の研究〜芯材、オイルについて
- 芯材:グラスウール、石油ストーブの芯、石綿、軽石、、、。
- 芯の充填率の違い。
- 廃油を使うことが前提であるが、新しいサラダオイルでも実験してみる。
- 廃油の濾過が必要か。
2011.3.23
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